ABOUT

山本祐輔研究室は,2017年4月に静岡大学情報学部行動情報学科にて立ち上がりました.現在は,研究室主宰者(PI)である山本祐輔に加えて,修士2年生が3名,修士1年生が4名,学部4年生が4名で研究活動を行っております.

Our Vision

未来の多様性を高める

今日,AI技術を含む情報技術の画期的な進歩によって,情報の生成・探索・表現・蓄積・編集・発信など,様々な情報処理が楽にかつ効率よく行えるようになりました.これによって,情報処理にかかっていた時間やエネルギーが,他のことに使えるようになりました.しかし,余分な時間やエネルギーが生まれたことによって,クリエイティブなことをする機会が増えたでしょうか.より効果的な意思決定ができるようになったでしょうか.

変化が激しく不確実性が高まっている社会において,私たちが活力を持って生きていくためには,常識や情報の構図に惑わされず,自分が本当にしたいこと・するべきことを見つけ行動する必要があります.また,人間が持つ「考える力」や「創造性」を発揮して,未来社会の多様性を高めることが重要であると考えます.

Our Mission

Slow Informatics – 人々に気づきを与え,じっくりと情報処理を行う機会を提供する情報インタラクション技術や方法論の研究を行う

自分の行動や言動,考えをゆっくり振り返る(内省)することでこそ,自分が本当にしたいこと・するべきことを見つけられるのではないか.じっくりと時間をかけて対象と接することでこそ,人は「考える力」や「創造性」を発揮・鍛錬できるのではないか.

私たちの研究室では,Slow Informaticsというコンセプトのもと,情報技術による自動化・効率化が進む社会において,人々に気づきを与え,じっくりと情報処理を行う機会を提供する情報インタラクション技術や方法論について研究開発を行います.具体的には,以下のテーマを軸として研究を行います:

  • 先入観に囚われない,注意深い情報探索
  • クリエイティブな作業・知識獲得活動を刺激する情報インタラクション
  • 内省のための情報デザイン
  • じっくりとした活動を行うための精神的健康の促進

Slow Informaticsの研究開発には,分野横断的なアプローチが求められます.私たちの研究室では,情報検索データマイニングや機械学習,統計モデリング(データサイエンス)HCIウェブサイエンスといった情報学の知見に加え,心理学説得工学(行動変容技術)行動経済学といった分野の知見を取り入れながら研究を進めます.