情報の食わず嫌いを抑制する情報提示方法

山本研究室学部4年の藤堂です。第11回「データ工学と情報マネジメントに関するシンポジウム(DEIM2019)」にて発表した研究について紹介します。

文章を読んでいる際に、あなたが必要としている情報であるはずなのに、読み飛ばしてしまっているということはありませんか。
私は研究の中で、有用かつ読み取れる情報であるにもかかわらず、読むことに抵抗を感じ、意図的に情報入手を避けることを「情報の食わず嫌い」と定義しました。 これは情報入手の機会を失うことに繋がるため、問題だと考えました。
「情報の食わず嫌い」を抑制するために、英語箇所を対象に、以下の3つの情報提示方法を提案しました。

  • 他のユーザの閲覧態度を提示する手法
  • 英語箇所を拡大表示する手法
  • 英語箇所を黒塗りして隠す手法

ユーザ実験では英語を含むウェブページを閲覧するタスクを与え、被験者の行動測定とアンケート調査を行いました。英語に苦手意識があり、英語に対して情報の食わず嫌いを起こしやすいと考えられる被験者については、特に黒塗り手法の利用によって行動の変化が確認されました。

情報の提示方法を工夫することは、情報の食わず嫌い抑制に有効に作用する可能性があると考えられます。