飲食店レビュー情報の集合知分析と意思決定支援

山本研究室学部4年の村西です。第11回「データ工学と情報マネジメントに関するシンポジウム(DEIM2019)」にて発表した卒業研究について紹介します。

現在、ウェブ上には様々なレビュー情報サイトが存在する。レビュー情報サイトのレビュー評価平均点という情報はユーザに大きな影響を与える存在であるが、その妥当性について考慮されていないことは問題である。

本研究ではレビュー評価平均点という情報について集合知としての妥当性を分析した。さらに、ユーザに対して2つのサイトのレビュー評価平均点を同時に提示することで、飲食店の品質評価について慎重な意思決定を促すことができるか検討した。

「食べログ」「Retty」というレビュー情報サイトのレビュー評価平均点分析の結果、1つのサイトのみのレビュー評価平均点は正しい集合知として機能していない場合があると分かった。

ユーザ実験の結果、2つのサイトのレビュー評価平均点を同時に提示することは、飲食店の取捨選択行動を効率化するのと同時に比較行動を促す効果があると予想された。